博多どんたくの

預かり笹

祝うたぁ〜の声が博多に響く、
賑やかな博多どんたく港まつりは、
博多を代表する
伝統芸能博多松囃子(まつばやし)が
起源とされています。

福神・恵比須・大黒の三福神が
「言い立て」という
めでたい唄を謡いながら、
博多の各所へお立ち寄りになり、
「祝うたぁ」と祝福いただきます。

どんたくの期間街中では、
背中に笹をさして
「預かり」と書いた札を
ぶら下げている姿を
見かけることができます。

これは「預かり笹」といい、元来、
各商店が子どもたちに用意する、
今でいうお菓子の引換券として
使われていました。

来ていただいた気持ちを「預かる」という
意味も込められた「預かり笹」は、
人と人とのつながりを大切にした、
博多っ子の想いが込められたものです。

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