今も福岡・博多の地に、那珂川・那の津などとしてその名を残すように「那」とは、博多の周辺にかつて存在した国の名です。いにしえの博多の物語に思いを馳せる香りの銘菓に仕上げました。
ふわりと仕上げた独自の卵生地に、柑橘の蜜漬け果皮をほどよく散らした「那の香」は、和菓子職人がひとつひとつ時間をかけておつくりする、至高の逸品です。
口の中に入れるとほろっとほどける食感とやさしい甘さ、さわやかな柑橘の香りが広がります。
いにしえの時代、後漢の光武帝より「金印」を授けられた国ともいわる「那」の国。魏志倭人伝では、邪馬台国に行く途中の国です。
大陸の文化が、日本で最初に伝来した地ともなれば、菓子の祖といわれる田道間守(たじまもり)が、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)つまり「橘」の実を常世の国(とこよのくに)から持ち帰ったとき、まず逗留したのがこの地かもしれないという想像もめぐります。
そんな、いにしえの物語に思いを馳せて「那の香」をおつくりしました。
那の香は、店頭販売のみ行っております。以下の店舗でお買い求めいただけます。おつくりできる量に限りがあるため、取り扱い店舗は以下の2店のみとなります。ご了承ください。
なお、お取扱いの各店舗では、お電話でのご注文、郵送を承っております。詳しくは店舗にお問合せ下さい。
那の香 6個入
¥2,600(税込)
那の香 9個入
¥3,900(税込)
那の香 12個入
¥5,200(税込)
那の香 18個入
¥7,800(税込)
那の香 24個入
¥10,400(税込)
※18個入と24個入は、2段で入っています。
商品一覧